MY 50's STYLE

50代、飲み屋店主の生き方。

『獣になれない私たち』最終話を見た。人々の人生を見つめ続ける「店」がある。(ネタバレあるかも)

お疲れ様です。KIMAMASTERです。

ドラマ『獣になれない私たち』の最終話を見ました。

www.ntv.co.jp

それぞれ苦悩を抱えながら、過去に縛られながら…、

一歩を踏み出せず(獣になれず)にモヤモヤした状態が続く。

最終的には一歩踏み出して、それぞれが新たな道を歩み始める…。

 

・・・・・

 

このドラマ、見ていてずっと違和感があった。

晶(新垣結衣)と恒星(松田龍平)という主人公が登場するのだが、

何故かふたりの目線で見ることができない。

どこか一歩離れたところから、全体を眺めているような印象を受けていた。

 

最終話まで見て思ったのは…、

このドラマは

「5TAP」というお店(のマスター)から見える人間模様、

交錯する人々の姿を、お店の視線で描いているのではないか?

 

・・・・・

 

時は流れる。

人も流れていく。

お店はそんな流れの中で静かにたたずみ、立ち止まった人を受け入れる。

 

人生の中の、ある瞬間を共有する人々。

そこでは出会いがあり、会話があり…、

時に笑い、時に泣き、

背負っているものをちょっとだけ下ろしていく。

 

新たにやって来る人がいて、去っていく人がいる。

お店はそれを受け入れ、見送っていく。

 

そこで新しい人間関係が創られる。

そうやってお店も創られていくのだろう。

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「獣になれない…」

苦悩を抱え、過去に縛られて身動きができない。

一歩を踏み出せば、築いてきたものをすべて失うかもしれない。

 

それでも…。

現状に苦しんでいるのならば、人は次の一歩を踏み出すべきなのでしょうね。

特に若い時は。

歳を取ると、一層しがらみが増える。

守るべきものが多くなる。

変化を恐れるようになる。

そのうち妥協するようになる。

 

若い時なら失敗してもやり直しがきくし、失うものも多くはない。

自分を見失うくらいなら…、

「獣になって」積み上げてきたものをぶっ壊すのもありなのかも知れない。

  

一歩を踏み出した結果は分からないが…、

自分の意志で、自分の力で行動を起こすことに意味がある。

自分を取り戻す。

そこからまた考えればいい。

少なくとも、新たな流れが生まれ、新たな関係が創られる。

 

・・・・・

 

苦しいこともある。

つらいこともある。

甘えることもある。

人に頼ることもある。

それでもいいじゃないか。

それでも生きている。

一杯のお酒が、ちょっとした会話が、糧になるかもしれない。

お店は見つめるだけ。

マスターも話を聞いて、見守るだけ。

それでいい。

そんな存在でありたい…。

 

・・・・・

 

このドラマを見て感じたこと。

 

制作の意図とはかけ離れているかも知れませんね(苦笑)

 

 

本日もお読み頂き、ありがとうございます。

お店をやっていて、曖昧な日本語に戸惑うことがある。「日本人らしい」と言えばそれまでだが…。

お疲れ様です。KIMAMASTERです。

 

突然ですが…。

考えて使って欲しい日本語があります。

「大丈夫です」または「いいです」という言葉。

 

以前にもブログのどこかで書いた気がするが…。

とにかく真意が伝わりにくいのです。

前後の文脈や、話し方のトーンで推測するしかない。 

 

お店をやっていて遭遇するのがこんな場面。

………

営業中に問い合わせの電話が鳴る。

「今から〇〇名で入れますか?」

かなり混んでいるが、空席はある。

そこで、

「席は空いているので入れますが、料理に少し時間がかかります」

と伝えると…。

「大丈夫です」との返事。

 

さて、何が大丈夫なのだろうか?

文脈からは「時間がかかっても大丈夫です」という意味に取れる。

 

しかし、以前同じやり取りをして、入店せずに帰られたお客様がいた。

「大丈夫です=結構です」というニュアンスで使ったのでしょうが、

その時は「何が大丈夫だったのだろう?」って思いました。

 

今回も真意を測りかねましたが、文脈どおりに捉えて、

「お待ちしております」と返答。

それでも正直、疑心暗鬼。

本当に来るのだろうか?

 

ほどなく来店されてホッとしましたが…。

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また、こんなシーンも。

………

例えば注文された料理がそのまま出せない時。

「〇〇味ならお出し出来ますが、いかがでしょうか?」

「いいです」

「ん?え~と…、〇〇味でお出ししてよろしいですか?」

「はい、いいです」

 

「いいです」

「それでもOKです」なのか?

「じゃあ結構です」なのか?

どちらにも取れるので、再確認することになる。

 

・・・・・

 

「大丈夫です」「いいです」という言葉を使う時は、

何が大丈夫なのか、何がいいのか。

目的語を明確にして欲しいのです。 

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曖昧な日本語の表現はいくつもあると思いますが、

「肯定」と「否定」どちらにも取れるような表現は注意が必要。

特に「否定」する時はハッキリした方がお互いのためだと思いますよ。

まぁ、日本人らしいといえば、らしいですけどね。

「あいまいな日本の私」みたいな…(笑)

 

本日もお読み頂き、ありがとうございます。