MY 50's STYLE

50代、飲み屋店主の生き方。

ちょっとしたブームの「加熱式たばこ」。今後の行方を、飲み屋の営業から予測する。(追記あり)

お疲れ様です。KIMAMASTERです。

 

アイコスなどの「加熱式たばこ」がちょっとしたブームになっています。

一時は入手困難でしたが、最近では比較的簡単に購入できるようです。

 

お店でのお客様の動向。

喫煙率は日によって差はありますが、概ね50%くらいでしょうか。

お酒の飲める店なので、一般的な喫煙率よりは高めです。

喫煙者のうち3割くらいが「加熱式たばこ」だと思います。

 

受動喫煙防止法案が骨抜きになった以上、せめて「紙巻きたばこ」から「加熱式たばこ」へシフトして欲しいと願っていました。

順調に進んでいましたが、ここにきてちょっと風向きが変わってきたようです。

 

「加熱式」に切り替えた人が、結局「紙巻き」に戻っているのです。

どうやら本体(専用端末)に不具合が生じた時に、戻ってしまっている様子。

本体自体が高価ですからね。

再度、本体を買ってまで、という気になれないのでしょう。

 

さらに、アイコスを利用している常連さんの気になる言葉が…。

「紙巻きのほうが、やっぱりおいしいわ。」

 

「加熱式たばこ」は今後どうなるのか?

そして、コンビニで入手しやすくなったにもかかわらず「紙巻き」を吸っている人は、そもそも最初から切り替える気のない人達です。

有害性もはっきりせず、税金の問題もあって、これからどうなるか分からない。

であれば…、

これ以上「加熱式」は普及しないのではないか? 

これが、自分が最近感じている「加熱式たばこ」の未来予測です。

 

たばこメーカーは「加熱式」にかなりの投資をしているようですが、大丈夫でしょうか? フィリップモリスは確か「紙巻きは止めて、加熱式に専念する」って言ってた気がしますが…。

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「加熱式」が今後普及するためには?

①コスト面で、両者が対等に近づくこと。

本体(専用端末)の価格がネックになるので、格安にするか、なんなら無料で配る。

 

②「加熱式」に比べて「紙巻き」の規制が相当厳しくなる。

「紙巻き」の喫煙規制が厳しくなり、逆に「加熱式」が緩むというように差が付けば、「加熱式」へのシフトが進む可能性はある。しかし、たばこ農家や製造業者を守るために、そんな政策はやらないでしょう。自分たちの票の問題でもあるので。

 

③「加熱式」の有害性がはっきりする。紙巻きとの差が明確になる。

 「加熱式」の方が圧倒的に健康被害が少ないことが明確になれば、シフトする人が増えるかも? ただ、はっきりするにはかなりの時間がかかりそうですし、実は紙巻きより有害だったなんて結論が出ないとも限らない。(まさか、データ改ざんか!?)

 

②③は実現の可能性は低いですね。

となると自腹を切って①をやるしかない。さもないと「加熱式」はこのままフェードアウトしていくのではないか?そんな懸念を抱かずにはいられません。

 

・・・・・

 

非喫煙者として、ちょっとは期待していたのですが…。

なかなか厳しい道のりになりそうです。

 

 

本日もお読み頂き、ありがとうございます。 

 

 

(2018年4月2日 追記)

www.sankeibiz.jp

JTが年内に「加熱式たばこ」2製品を投入するとの記事が。大丈夫でしょうか?

 

(2018年4月12日 追記)

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お店の常連さん。アイコスのフタが閉まらなくなったらしく、輪ゴムで止めてました。

フタが閉まらないと、充電できず吸えないそうです。

使い始めて半年程度とのこと。

「紙巻き」に戻らないことを祈ります。

 

(2018年6月12日 追記)

www.asahi.com

予想の①がすでに始まっているようです。

値下げして、アイコスが約8,000円、プルームテック、グローが約3,000円。

アイコスの価格の高さが際立っています。

 

国内シェアは、アイコスが7割を超えているとのこと。

この価格差がどう出るのか?

 

自分の印象では、まだまだ高いので、もっと下がると思います。

最終的には1,000円くらいになるのではないでしょうか?