MY 50's STYLE

50代、飲み屋店主の生き方。

「酒類の安売り規制」本当の狙いはどこに? 町の酒屋は「カクレミノ」か??

 

お疲れ様です。51歳、飲み屋のマスターです。

 

昨日から6月、酒類の過度の安売り規制」により、ビールなどが値上がりするようです。報道もされていますが、この規制、いったい誰にメリットがあるのでしょうか? 誰も得しないような規制をやる訳がないですよね。

 

消費者

明らかにマイナスです。単純に価格が上がるので、負担が増える。もしくは飲む量を減らすことになる。

 

小売店(スーパーやディスカウント店)

集客用の目玉商品としては使いづらくなりますね。ビール類の販売が落ちるなら、チューハイなどのRTDに注力していくようになるかも知れません。どっちにしろマイナス面の方が大きいですね。

そして今回の規制は、ド〇〇ホーテなど、一部のディスカウント店を狙い撃ちしているような気がしてなりません。穿った見方かもしれませんが、政権との距離感が政策に現れているのではないでしょうか。

 

小売店(町の酒屋さん)

ここの保護というのが名目になっていますが、これは「カクレミノ」でしょう。すでにほとんど淘汰されていて、何かに特化した店しか残っていない。そういう店はそもそもビールの価格競争などしていないので安売りの影響なし。だから「安売りを規制して保護する」ことはできない。それに選挙に影響するような票の数があるとも思えない。ここはプラスマイナスゼロです。

 

小売店(コンビニ)

スーパーなどと比較して相対的に価格差が無くなれば、コンビニで買う消費者が増える可能性があるので、この業界にとっては多少はプラスになる考えて良いでしょう。また、コンビニ大手は、政権に近いように見えます。ある程度、票にもつながりそうですしね。

 

 酒類メーカー

出荷量が減らなければ利益は増えるが、ビール離れが進む昨今、出荷量が減ることになれば、利益額が増えるとは限らない。でも、リベートを減らせるならば、その分はカバーしてお釣りが来るのでしょうね。それほど(特に)ディスカウント店からのリベート要求はキツいのではと想像します。 ですので、酒類メーカーにはある程度プラスになるでしょう。コンビニ業界以上に政権に近そうですし、票になりそうですものね。

 

飲み屋

ビールの販売量に応じて、「販売奨励金」やら「現物リベート」やら貰っている店があるようです。大手チェーンはそれを原資にして「生ビール100円」とか「半額」とかやっているのでしょう。これができなくなる可能性はある。でも全体的に出来なくなれば、大手チェーン間の差異はなく、プラスマイナスゼロでしょう。

むしろそういう安売りを出来なかった小規模な飲み屋にはプラスになるかも。

 

 

影響がありそうな立場の人たちを見てきましたが、ここまでは「カクレミノ」でしょうね。

 

本命は日銀

「日銀が2%の物価上昇実現のため、政府に働きかけたのではないか?」これが本命な気がします。その実施のために酒税法を改正して、罰則を強化し、財務省国税庁)を巻き込んで販売価格の監視を強化する。

商品の販売価格は小売店の自由。政府が唯一関与できるのは「税」が係わる「酒類」ですからね。

 

 

以上はすべて、個人的な推測です。さて、本当のところはどこにあるのでしょうか?いずれにせよ「カクレミノ」を一番使っているのは、政府の人たちのようですよ、法務大臣殿。