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MY 50's STYLE

50代、飲み屋店主の生き方。

「食材のロス」から「持続可能な社会」について考える、飲み屋のマスター。

お疲れ様です。KIMAMASTER、51歳、飲み屋のマスターです。

ゴールデンウィークもいよいよ終わり。サラリーマンの方は明日から会社ですね。自分は明日はお休みです。ところで、定休日の前日の日曜日には、毎週毎週気をもむことがあります。それは「食材のロス」です。日曜日である程度売り切ることがベストなのですが、なかなかそうもいかない。多少のロスは致し方ないにしても、「食材を廃棄」することに、とても罪悪感を覚えるのです。

「作った人に申し訳ない」などという気持ちではなく、単に「捨てる」ということに対して「もったいない」と思う、ある種、貧乏性ゆえの癖なのでしょう。なので、出来る限り自分で食す(笑)

そして自分は…(前置きから話題が急展開する悪いクセです。ゴメンナサイ)

「大量生産大量消費」の社会に疑問を持っています。

そして「ゴミを出し続ける社会」にも疑問を持っています。

また化石燃料を消費し続ける社会」にも大いに疑問を持っています。

さらに「成長ありきの社会」にもやっぱり疑問を持っています。

いま大事なのは「持続可能性」ではないか。(もう遅いとは思いたくない)

最近「里山資本主義」という本を読みました。その中に書かれていたオーストリアの取り組みにとても感銘を受けました。日本同様に資源を持たない小国で、エネルギーの外部依存によるリスクを減らすため、自国にある唯一とも言ってよい資源である「森林」を活用しようとする。そこでは林業「最先端のテクノロジー」が融合して、そこからエネルギーを生み出し、雇用を生み出し、安心安定を生み出し、自分たちが持っているもので、自分たちが生きていく術を身につけている。

そして「森林」を適正に管理することにより、無尽蔵の資源を得られ、まさに「持続可能性」を体現している。他国からエネルギーを買っていては、お金は流出するし、雇用は生まれない。価格変動により安心安定も損なわれる。自国で生産することにより、雇用が生まれ、お金が国内で回り、経済が活性化する。人々の生活に安心と安定感が生まれる。一人当たりGDPは日本を上回っている・・・

もちろん日本とオーストリアでは様々な違いがあるのは分かっています。しかしこういった「自分たちが持っている活用されていない資源を活用する」「短期より長期の安定や持続可能性を求めて投資を行う」ということは日本でも行われるべきですし、それが主流になるべきだと思います。それを政府や企業や行政に期待しなければならないと思うと、書いていてだんだん虚しくなってきますが、とりあえず自分としては、「ゴミは減らす」「使えるものは有効に使う」「食材は捨てずに食べる」を実践し続けます。さて、今日の日曜日、食材の行方はいかに!?

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)

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