MY 50's STYLE

50代、飲み屋店主の生き方。

独立へのロード~第1章~

昨日、東京で桜が開花しました。会社を辞めて店を始めたのも、桜が咲き誇る季節。2007年4月2日でした。もうすぐ脱サラして丸10年の節目を迎えます。振り返れば、なんと中身の濃い10年だったことか。サラリーマン時代とは比べ物にならない、濃厚な時間でした。

 

振り返りを始めたら、きりがなくなってしまうので、今日は第1章として『後に独立へとつながるサラリーマン時代の自分の変化』について書こうと思います。

 

大学を卒業して入社した会社は、食品スーパーの経営を主たる事業としており、入社してから14年間は、スーパーでの仕事に携わっていました。後半の7年は店長をやっていたのですが、その仕事に行き詰っていて、「何とかこの状況を打破したい、変えたい」という気持ちが日に日に強くなってきました。その矢先、会社から新たな事業として飲食業を始めるとのアナウンスが。これはチャンスなのかも? しかし14年間、スーパーの仕事しか知らず、今更新しい仕事ができるのか? 当時の心境を振り返ると、変えたいという思いと、漠然とした不安感が入り混じっており、どちらが強いかというせめぎあいでした。ちなみにその段階では、飲食業を特にやりたかったわけではなく、単に現状を打破したい、という思いだけでした。ですので、後に自分で店をやるとは、全く思いもよらないことでした。

 

熟慮の結果、変えたいという思いの方が強く、新業態への異動を希望したわけですが、よくよく思い出してみると、「変える」という結論は自分の中では最初から決まっていた気がします。新しいことを始める不安感や、やれない理由を探す自分をいかに払拭するか。それが自分の中で起こっていた葛藤の本質なのでしょう。

 

とは言っても、所詮、社内の事業部の異動。仕事内容は変わるけど、根本的な部分は変わらない。それがこの後にやってくる脱サラとは、決定的に違っていました。今思えば、この決断がその後の脱サラにつながる訳ですが、ここで重要なのは、飲食を経験できたということではなく、自分の意志で、自分の責任で、自分の人生を変えるべく行動を起こした、ということです。そして、一度その方向に進み始めると、人生における自分自身の位置づけ、が変わって見え始める。自分の人生の主役になれる。そしてそれは自分の意志で、自分の責任で変えられる。ということに気付くことができました。

 

その後、フランチャイズ店の店長を5年(3業態)経験し、独立するわけですが、長くなりますので、第2章として、近々書くことにいたします。