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MY 50's STYLE

50代、飲み屋店主の生き方。

飲み屋のマスターでも、本を読むのです。

本を読んで

お疲れ様です。KIMAMASTERです!

51歳、飲み屋のマスターです。

 

今日は最近読んだ本のこと。

ハイエク知識社会の自由主義

ハイエク 知識社会の自由主義 (PHP新書)

ハイエク 知識社会の自由主義 (PHP新書)

 

 ハイエクは自由市場経済を擁護する経済学者です。

その中で驚かされたこと。

社会正義として要求される「最低賃金の引き上げ」などが、既得権の拡大でしかない、(とハイエクが警戒していた。)というくだり。

つまり最低賃金が上がると一人あたりのコストが上昇するので、企業は総人件費を抑えるため、人員を減らすだろう。すると失業率は上がる。(統計的にも雇用規制が強いほど失業率は高いことが明らからしい)

弱者救済と思われるこういった政策は、失業者という更なる弱者を犠牲にして、雇用されている労働者の既得権を守るものだ、と。

 

最低賃金の引き上げって、最近わりとよく行われているようで、単純に「いいことだ」、と思っていた自分にとっては、ちょっと衝撃的でした。

確かに経営者側から見れば人件費のアップにつながるが、グローバル経済が拡大して以降、株主配当や内部留保が優先され、労働者側の待遇改善が後回しになっていた感があるので、ちょうどよいのではないか。非正規雇用の方の待遇が改善すれば、格差が縮小するので、いいことだろう、と。

 

そこまでで思考が止まってましたね。その先までは考えなかった。おそらくハイエクさんは、「平等な分配」「格差是正」といった社会主義的な要求が「社会正義」の面だけが強調され、「既得権の保護」といった目的が隠されていること、そして政府が介入することにより、雇用の自由市場の機能が歪められることを警戒したのだと思われます。

深いですね。自分は浅いな~、と感じさせられます。こうした政策などは、色々な立場に立って深く深く考察しないと、良し悪しは判断できないですね。

自分の近視眼的な見方を反省させられた一コマでした。まあ、そういったところを修正したり気づいたりできるのが、「読書(他の人の考えやものの見方に触れること)」のいいところです。

 

飲み屋のマスターなのですが、結構「本」を読むのです。

ジャンルは、社会、経済、法律、政治、歴史・・・

小説はあまり読みません。理系の本も読みません(読めません)。

 

これから、本を読んで感じたことなども書いていこうと思います。(少々、硬い内容になってしまいますが・・・)

書評的なことは書きません。(書けません。そんな素養はありません。)

ピンポイントに自分が感じたり、考えたことだけを書くつもりです。

 

※あくまで個人的に感じたこと、考えたことを書いているので、間違いや勘違いが有るかも知れません。その点はご容赦頂けると幸いです。